炭水化物抜きダイエットや糖質制限の仕組み

炭水化物抜きダイエットも糖質制限も、どちらも“糖質”の摂取量を減らすダイエット法です。糖質とは人間に必要とされる3大栄養素の一つ。体を動かすためのエネルギーになる栄養素です。ところがこの糖質は、とり過ぎるとエネルギーとして使いきれず余ってしまいます。余ったものは脂肪細胞に送り込まれ、次にエネルギー不足になった時にすぐに使えるように脂肪として蓄えられます。これを防ぎ、脂肪を効率よく燃焼させることを目的としたのが炭水化物抜きダイエットや糖質制限なのです。

糖質をとらないことのメリットや効果とは?

糖質の摂取量を減らす炭水化物抜きダイエットや糖質制限ダイエット。これらをすることにどんなメリットや効果があるのかをまとめてみました!

脂肪がつきにくい

糖質の量を控えると、糖質がエネルギーとして使い切れずに余る、といったことがなくなります。少量であれば摂取してもすぐにエネルギーとして使われるため、脂肪として溜めこまれにくくなります。

脂肪が燃焼されやすくなる

糖質の摂取量が減ってエネルギー不足になると、体は糖質の代わりに脂肪を燃やしてエネルギーをつくり出します。糖質を控えることで今まで溜め込まれていた脂肪が燃焼されやすくなる、ということですね。ただし極端に糖質を減らすと、脂肪だけではなく筋肉まで分解されてエネルギーに変わるため、代謝も低下しやすくなります。代謝が落ちると逆に脂肪の燃焼されにくい体になってしまうので注意。

摂取カロリーが減る

糖質が多く含まれる穀物や芋類はカロリーも高いです。それらを控えることで摂取カロリーが減り、消費カロリーが上回って体重減少に繋がります。

むくみがとれる

糖質は体の中で水分と結びつく性質があります。そのため糖質を控えると体に水分が溜めこまれにくくなり、それまであったむくみが解消されます。

炭水化物や糖質を減らすことで、体重や脂肪を短期間で効率よく減らすことができます。ただし減らし過ぎはNG。リバウンドやエネルギー不足による不調が起きやすくなるため、適度に控えることが大切です。